せんぷうき

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイトのせんぷうきのレビュー・感想・評価

3.4
MCUフェーズ4の作品、1時間弱の小品。

往年のモンスター映画のオマージュ、ところどころにチェンジマーク(フィルム切り替えの時に映るマーク)をわざわざ入れたりして細かい部分が凝ってたりする。

タイトルやポスターアートからもわかる通り「狼男」もの。ストーリーはそれなりだったが、肝心の狼男がダサい。良く見えないけど、ダサい事がわかるくらいダサい。

しかし、個人的な本作の一番のトピックは、これを作曲家のマイケル・ジアッチーノが監督してるという点。ジアッチーノといえば、スパイダーマンや1作目のストレンジの音楽、そしてMCUファンなら皆知ってるタイトルロゴのあのファンファーレを作った人(今回、このファンファーレもアレンジしてきた!)。何でまた監督に挑戦したのか、経緯はわからないが、マーベルのチャレンジ精神がうかがえる人選だと思う。

MCUとはいえ、どの作品とも連携がなく、「ムーンナイト」の時みたいにやや肩透かしを喰らう。エンドクレジット後に期待したんだけどね。
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