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銀河鉄道の父のtakoのレビュー・感想・評価

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)
3.7
宮沢賢治の一生という感じの映画ですが、ここまで色々知らずに本だけは3冊位は読んでいた感じです。
自分に合わない仕事をすることはやっぱりなくて、もがいてでもやっぱり好きなことをして生きていく方がいいのかなって思ったりした。
だって人生なんてどこでどんな病気や事故に遭うかもしれないのだから…
そして父が息子を想うってこんなにも熱かったっけ?と思うほどの親バカぶりが返って新鮮に感じた。
日蓮宗に傾倒していった様は怖かったし、自分の道を信じてくれた妹を失った時は切なかった。
そして自分も同じ病気で亡くなるのは悔しかったであろう…。
どっどどどう…の風の又三郎…韻を踏む書き方は今のラップにも繋がっている気がする(笑)
役所広司さん、菅田将暉さんと好きな俳優がダブルだったので安心して観ていられた。
死んでから売れるって、芸術家には多いけど、それこそあの世で悔しい思いなんじゃないかな…
私もなりたい!雨にも負けず風にも負けず…そんな人に!
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