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ルパン三世 VS キャッツ・アイのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.3
1981年、東京。昼は喫茶店を営み、夜は怪盗キャッツアイとして世間を騒がす来生瞳、泪、愛の3姉妹は、美術展から1枚の絵画を盗み出す。
同じころ、東京に現れた神出鬼没の大泥棒ルパン三世も、ある武装組織を出し抜き、絵画を盗むことに成功していた。
両者が盗んだのは、ともに画家ミケーレ・ハインツの描いた3連作「花束と少女」の1作だった。そして、それらは瞳、泪、愛の3姉妹にとって、父であるハインツの消息をつかむための重要な手がかりでもあった。
モンキー・パンチ原作「ルパン三世」のアニメ化50周年と、北条司の人気作「キャッツ・アイ」の原作40周年を記念して製作されたコラボレーション作品。
瞳たちキャッツ・アイとルパン三世たちが、ミケーレ・ハインツの幻の3連作「花束と少女」を奪い合う争奪戦の中で、瞳たちの父ハインツが密かに続けてきたミッションとルパンの関係、3連作「花束と少女」に隠された秘密が明らかになって、ルパン三世たちとキャッツ・アイが共闘して真の敵に立ち向かう展開はvsものの王道だけど、隅田川でのルパンたちと敵のボートチェイスとガンアクション、軍用列車でのルパンたちとキャッツ・アイと敵のバトルなど迫力満点のアクションの連続で描かれているので、ルパンと愛そして銭形警部と内海刑事の即席師弟コンビの活躍などvsものならではの面白みもあり、ルパン三世とキャッツ・アイの意外な関係も説得力があり、ルパン三世とキャッツ・アイのファンには満足出来るコラボレーション・アニメ映画。
「さぁパーティーの始まりよ」
「俺たちはこっからが強ええんだぜ!」
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