影屋れい

ルパン三世 VS キャッツ・アイの影屋れいのレビュー・感想・評価

3.0
『ルパン三世vsキャッツ・アイ』。おっさんホイホイ。
今の若い世代には《ルパン三世》は兎も角、《キャッツ・アイ》なんて微塵も心に刺さらないだろう。
故に究極の《おっさんホイホイ》作品の一つかも知れません。
物語は1980年代ベース。なので『インディ・ジョーンズ』シリーズ的なベタなストーリーで展開が読め読めです。
しかしながらベタ故に心を打たれる。浪花節だよ人生は。
ルパン三世陣営は全て代変わりですがキャッツ陣営は「泪」役の藤田淑子さん以外はオリジナル。そこに感激。
新たな「泪」、深見梨加さんの演技が実に素晴らしい。先代に引けを取らない。作品的には総じて素晴らしかったと思います。
只、許せないのはガンアクション関係。
特に次元の愛銃《S&W:M19》通称、《コンバット・マグナム》。銃撃シーンでリボルバー、弾倉が回転しないのよッッ!!!これには納得がいかないと言うかストレス。
細かい事と思われるかも知れないけれど、こう言った事が作品の評価に繋がる事を知って欲しい。
まぁ、劇中のグロックがブローバックしなかった事も超絶許せないがなッッ!!!!
影屋れい

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