似太郎

2300年未来への旅の似太郎のレビュー・感想・評価

2300年未来への旅(1976年製作の映画)
4.0
【30歳過ぎたら殺されるwww】

肝心の特撮よりもヒロインのジェニー・アガターのヌードの方に目が行ってしまう。😍ウホッ‼︎
職人監督マイケル・アンダーソン監督らしい硬派なメッセージ性と独創的な画作りが印象に残るディストピアSFの佳作である。

遠い未来、30歳を過ぎたら抹殺される😱という設定がシビアでドヨ〜ンと暗澹たる気持ちになる作品。三十路男にとっては痛切極まりない内容となっている。

結局『未来世紀ブラジル』や『マトリックス』はこういった系譜の管理社会SFの焼き直しでしかない。ぼくは本作のチープでレトロでフューチャー・ファンクな世界観の方がより好みだ。主演のマイケル・ヨークも男臭くてカッコ良いし、どこか作り物っぽい美術や70’sファッションが逆に見せ場になってしまっている。

とにかくヒロインのジェニー・アガターのセクシーな裸体🫦が崇められるだけでお得な作品。映画音楽の大家・ジェリー・ゴールドスミスの劇伴が冨田勲のシンセサイザー・ポップみたいでこれまた乙!👍
似太郎

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