ついに2600本目のレビューである🎉
エルンスト・ルビッチの古典的名作『生きるべきか死ぬべきか』を現代風にリメイクした反戦コメディの佳品。脇役のチャールズ・ダーニングが可愛い。
豪華キャストで贈る弱小劇団員のナチス潜伏がユーモラスに繰り広げられる良質なエンタメとなっていてメル・ブルックスの喜劇的センスは確かなモノと感じる。
ルビッチのオリジナル版と比較すれば劣るのは仕方ないとしても、観ていてスカッとする楽しい映画である事には変わりがない。ポジティブで懐かしい雰囲気の中進行する一つの人間讃歌として一級の出来栄えだと感じられる掘り出し物と言える作品。
ロベルト・ベニーニの反戦コメディ『ライフ・イズ・ビューティフル』の原点がここにアリ😉