トランスマスター

2300年未来への旅のトランスマスターのレビュー・感想・評価

2300年未来への旅(1976年製作の映画)
3.0
♯4(2025年)未来都市からの脱出劇

舞台は2274年
AI制御の巨大なドーム内の都市
主人公は脱走者を粛清する職業サンドマンのローガン
この世界は30歳に達した者は誰であれ輪廻転生のために回転木馬の儀式で宙に舞い絶命する事が義務付けられたディストピア。
ローガンはある日
エッチな目的でジェシカに召喚する。
彼女の首にはアンクのチャームがついていた。そのアンクは30歳の死の儀式から逃亡した人々のシンボル。
ローガンはAIの命令でその逃亡者たちの聖域を破壊するミッションを与えられ逃亡者を偽装して単独任務に赴くのだった。

◆良い点/注目ポイント
・ドーム内のレトロフューチャーな街並みが奇抜な形のビルと透明のチューブ型の高速道路でとても懐かしい。
・氷の洞窟にいる銀ピカのロボットの”ボックス”の造形が笑えます。腕が焼肉屋の排気パイプです。
・ヒロインのジェシカのスタイルが抜群です。ポロリ有り。
ビル・トーマス氏のデザインしたコスチュームもセクシー。

◆改善点
・邦題が『2001年宇宙の旅』をパクっている。

◆総括
・高齢化社会や個人の自由といった現代にも通じるテーマが描かれており、考えさせられる近未来SF。

70年代のメイクとファッションは、時代を経ても色褪せない魅力が有ります。

-2024年4本目-