このレビューはネタバレを含みます
あまりに遅いんで、２倍速で見ちゃいました。
ひょっとして見解が間違っているかもしれません。
ラストでは、父もカメラを持って娘とのひと時の記録を撮っていました。
娘を愛する父も、娘と同じように撮影していたことから推測できるように、鬱々とした雰囲気はあったのですけど、父は自殺したわけではないと思えます。
ところが、その父はドアの向こうに行ってしまった・・。
おそらく娘には、それから以後の父の消息が分からなくなって、父との思い出はそれが最後になったのでしょう。
それを暗示しているラストシーンだと思います。
父が、歌の下手な娘に歌のレッスンを勧めました。恥ずかしさから不機嫌になった娘は拒否しました。拒否されて父は悲しむシーンがあります。
なにかと理由をつけて娘との関係を続けていきたいのだけど、娘に拒否された・・・。
なぜ父と母が分かれたのか？
父はゲイであることを娘は知った。
それに反発するように娘が少年とキスし、それを父に告白する。その晩に父は一人で泣いていた。この日に、父親は、娘がノンケであることを悟り、自分の遺伝的影響が娘に出ていないことを喜ぶとともに、愛するがあまり、正常な娘との完全な決別を決意したのだろう。
ところが成長した娘は父と同じく、レズになってる。しかもちょっと憂鬱そう。
彼女は、昔を振り返って思うのです。
あのとき、たいして好きでもない顔見知りの男の子（大好きな父の面影もない小太りな少年だったからそう分かる）とキスしていなければ？
もしくは、キスしたことを父に言わなかったとしたら・・・？
・・・みたいな映画なのだと思います。
あんまり自信ないけど（笑）
アフターサン。そのタイトルから推測するに、
最愛の父という異性と恋人のように熱く過ごした日々。
その後、異性に、それ以上の感情を感じられないせいなのか？
または、父への思いを大切にするがあまりに、なのか？
または、初キッスの苦い思い出のせいなのか？
遺伝とかではなく、父への思いから、娘は同性愛者になってしまったのかもしれません。
ただ、LGBT映画はあんまり好きじゃないので評価は低めにしています。
ミスユニバースで、ちんぽこのある男性が優勝したようですしね。
世界は ますます狂っていきます。
