子供のころに父親と2人で過ごした夏休みのビデオ映像を観直す女性のヒューマンドラマ。
フランキー・コリオが主演、ポール・メスカルが共演。
父親と別れて暮らす11歳の女児ソフィ（フランキー・コリオ）は、夏休みに31歳の父（ポール・メスカル）と二人でトルコに旅行する。20年後、当時の父と同じ年齢になったソフィは、その時に撮影したビデオ映像を観ながら父との思い出を振り返る.....
おそらくは離婚等で別居していた父と娘が二人で旅行した時の思い出を、娘視点で描いた作品なのでしょう。
11歳という年頃の娘は反抗期前で一番可愛い時期です。
少女ソフィを演じるフランキー・コリオもとても可愛いらしい。
父娘でありながらもホテルはダブルベッドでなくてツインという微妙な年頃で、恋に目覚めはじめる頃でもあり、バイクゲームで知り合った男児とはちょっとしたアバンチュールも。
さらには青年とのビリヤード対決では互角以上に戦える年齢でもある。
そして旅行中に丁度迎える父の32際の誕生日を祝う娘が子供らしくてホッコリです。
コーラス隊のTシャツやフリードリンクのリストバンドが幸福色の黄色なのも良きです。
その娘が大人になって父との思い出のビデオを観る気持ちはどうなんだろう。これは女性にしか分からない心情だと思いますが、きっと素敵な思い出なんでしょう。
娘と父親のひと夏の思い出を綴ったダイアリーです。
