あらすじから、大どんでん返しが起こるのでは！？とか、「これ少女が演じてるだけでこの子既に31歳なのでは！？」とか色々勘繰りながら観たら、親子のほんわかホームムービーだった。
でも、ほんわかとは言い辛いほどの悲しげなシーンが父親に多くて、やたら休暇長くない？とか、海に向かっていくシーンあれ何？とか、疲れて？全裸で寝ちゃってるシーン何？とか、「フラッシュにご注意ください」ばりのあのシーン何？とか最後までよく分からなかった。
皆さんの感想を読んだところ、父親は死にたがっていた……？鬱だった？っぽい。確かに20年後のソフィがあの時父親が買った絨毯持ってたりビデオ持ってたの何で？と思ったら、これ父親の遺品だったのかも。だってビデオやら絨毯やらをソフィに渡してる描写なかったし、そのまま父が持って帰ったぽかったもんね。
でも本当に映像がとにかく美しくて、カモメと空、海、フェリーに乗る二人、特にギプスの取れた父親の腕を握りながらフェリーから海を見てるソフィ、すごく印象に残った。これ２回目観たら、また印象の変わる映画だと思う。
