RIO

aftersun/アフターサンのRIOのレビュー・感想・評価

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)
4.1
あの夏の日を境に会えなくなった
そう感じる

2人だけの夏の日が経過するごとに徐々に時と場所が移動しながら放射状を描く
ソフィが父親を何度も繰り返し思い出して広がる心の有り様があの夏の日の後に何があったのかにシフトしてきた カセットを巻き戻す音からもソフィの気持ちが伝わってきました 父親がそうしていたように

言葉にするとどう感じたかを説明するみたくなってしまうほど詩のような表現だった

同じ青い空の下なら遠く離れていても一緒にいる 11歳だった時に父親に話した頃のまま 今でもそう感じている
暗い海へ姿を消した父親
静止したものがソフィの人生においてだけ動いてた

集約されたような夏を通っていく日々を思い出すことが父親を理解する事であって太陽に当たった後の最高過ぎた幸福感が充溢して自分を癒す そのものがタイトルにもなっていると考えると愛おしくなった
やっぱり説明ぽくなってしまって何か残念です☆言葉にならない
RIO

RIO