囚人13号

リオ・ブラボーの囚人13号のレビュー・感想・評価

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)
4.8
今更何も言うことないしもちろん面白い。ホークスは娯楽に極振りしてるのにメッセージ性の強い映画を遥かに上回る刺激がある。酒場の鏡のショットとか当たり前なんだけどめちゃくちゃ上手いし。
本作は『真昼の決闘』の逆張り映画ということで、これもまたホークスの作家性を裏付けてると思う。赤狩りを投影した映画へ更に反抗するような姿勢は単なるまやかしに過ぎない『地上最大のショウ』とは根本から異なった、力強い層状の「娯楽」を感じる。
囚人13号

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