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アシュカルのparaのレビュー・感想・評価

アシュカル(2022年製作の映画)
3.6
強権政権崩壊後のチュニジア。
開発中の新興住宅地カタルゴの庭で
ある事件をきっかけに浮かび上がる汚職と組織の闇。

建築物を魅力的に映す監督だなと思っていたところ、監督Q&Aにて廃墟ビルも主人公とのお話あり。

政治的メッセージではなく、あくまでもフィクションのノワールとのことでしたが、勝手に公言出来ないだけなのではないか?と思ってしまった。(穿った見方すぎ?)

アラブの春で民主主義を勝ち取った成功例のチュニジア。現在は権力が大統領に集中しつつあり、独裁政権に戻る恐れがあるという……

TIFF2022
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