ベンジャミンサムナー

春に散るのベンジャミンサムナーのレビュー・感想・評価

春に散る(2023年製作の映画)
3.5
 とにかく横浜流星が凄い。

 この人は清廉なイケメンよりもこういう汚れててギラギラしてる役柄が似合う。

 ただ、その横浜流星演じる翔吾と広岡(佐藤浩市)はお互いに不公平な判定で負けた経緯があるのに、そういうボクシング界の格差みたいなのには踏み込まずに終わってるから、良作揃いの″ボクシング映画″の中での差別化ができてない。