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春に散るのMiyのレビュー・感想・評価

春に散る(2023年製作の映画)
4.5
40年ぶりに故郷に戻った元ボクサーの広岡仁一はかつて所属したジムを訪れ、今は亡き父から会長の座を継いだ令子に会った。
そんな広岡の前に不公平な判定負けに怒り、一度はボクシングをやめた黒木翔吾という青年が現れ、広岡の指導を受けたいと懇願する。
その願いを広岡は受けることにする。
果たして、それぞれが命をかけて始めた新たな人生の行方は。。。

気になってマイリストに入ってあったのを旦那さんが見つけ 俺もってことで一緒に鑑賞。


父が元々ボクシング好きで子供の頃は一緒見てたりしてたけど、大人になってから離れて 結婚して旦那さんがボクシング好きでまた一緒に見ること増えて、、なので知らないわけではない世界。むしろ好きな世界。
で、佐藤浩市好き。年々いい俳優さんになってきたなぁと近年思うようになった横浜流星くん。
2人が紡ぐ世界観が素敵でした。
ボクサーがかけるのは まさしく命で、だからこそ、なんとも言えない感動がそこにあって。
最後の試合はずっとギューって握りこぶし作ってて途中から泣いた。

物語としてはありきたり。
不完全燃焼で、なんか心にしこりみたいなの持った者同士が一つのモノに向かって行く。。みたいな、よくある感じなんやけど それなのに目が離せないのは役者の熱量がしっかりと届いてきたからだと感じました。

旦那さんとも話したけど鶴ちゃんだけ本物よな🤭ってなった。
なんか、シャドーの仕方がやっぱりプロ😁✨

観終わった後の心に残る なんだか温かい感じは瀬々敬久監督やなぁって😌重みがあるのに、晴れやかに終わるイメージ。
曇天の中進んで行くんやけど、最後ちゃんと雲間から光指して あぁもうすぐ晴れてるんやなって思える感じ。
好きな監督さんの一人✨

関係ないけど、私が知る限りではこんな男前なボクサーいねぇよ(笑)🤣
殴り合ってるのに男前✨🤭
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