雰囲気最高ミステリー。
もう現代ではかなり設定をこねくり回さなきゃミステリーは難しいですね。
携帯電話も監視カメラも科学捜査も無い19世紀前半の雰囲気が最高です。
引退した凄腕刑事と若き日のエドガー・アラン・ポーがバディを組んで殺人事件を解決するという設定も大好物です。
蝋燭の炎に暗闇が照らされる作品全体のライティングがとても良い。
殺人事件自体の犯人は、まあベタな感じですがそこからの展開は好みでした。
まあこれもベタと言えばベタですが。
エドガー・アラン・ポーとオーガスタス・ランドーのバディ感と擬似親子関係に萌えました。
ポーは彼をモデルにオーギュスト・デュパンを創作したのでしょう。
デュパンってミステリーの探偵全てのプロトタイプみたいな感じですがあまり覚えてないですね。
検死シーンが意外とグロいです。
見終わった感想としてはやはり雰囲気最高!な雰囲気映画でありました。