ヤクザと地底人間を配信している動画配信サービス

『ヤクザと地底人間』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

ヤクザと地底人間
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

ヤクザと地底人間が配信されているサービス一覧

『ヤクザと地底人間』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

ヤクザと地底人間が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『ヤクザと地底人間』に投稿された感想・評価

TnT

TnTの感想・評価

-
 以前観た「精霊のささやき」の監督、植岡喜晴の作品。なんだこの初期の鈴木清順とエド・ウッドを足したような作品は。映画がギリギリ映画であれるような作り物感が良いので、棒読みもチープ演出も"あり"である。この監督はもっぱら自主映画の人なんだろうなぁ。

 内容のB級感と映画の質感がとても2006年と思えない。植岡喜晴初期作品は最近やってた上映会の予告で断片を見たぐらいだが、殆ど同じ手法なのだ。この手の演出をこの時代に貫くのは逆に勇気がいるというか。学生映画でさえ結構見栄張ってチープさを隠すものだが、「そこがいいんじゃない」精神で素晴らしいなと。

「宇宙へ行くこと。土の中へ潜ることと同じよ」
 地底人と地上人と宇宙人が入り乱れる。上下の階層は階級と同意義であり、ちょっといざこざもあって、それでいて何も解決しないまま気づくと地上は戦争になっていた…。地上人ってのが一番野蛮なんだろうなぁ。地底人から言わせればキラキラした人、それは良い風に聞こえるが、戦火という目まぐるしさを巻き起こす意味では、彼らは目を眩ますキラキラであるという侮蔑の意味があるように思える。僕らはいつだって地底人に恨まれながら生きてると思った方が良いのだ。

 アイテムが謎、ここが良い!ラッパの少年、宇宙人の持つ謎の蜜、手作り感満載ロケット、空飛ぶ目玉…B級の良いとこが詰まってる。文字通りの無鉄砲な発砲シーンもチープで良い。意味が無さそうなディテールへのこだわりも良い。なんかエド・ウッドあたりを見返したくなってきた。
西部劇のようなロケーションで描かれたかと思ったドラマは地底へと移行し、わずか20分の中で時はすぐさま50年ほど経過したかと思えば地底人とヤクザの息子と娘が地上の廃墟と森へ復讐の旅に出る。終いには宇宙へ。本来この倍以上の時間を要するドラマを強引にまとめ上げてしまうからこそ、通常のドラマトゥルギーとは異なる情念の執着が浮かび上がる。クライマックスで戦争映画へと結ばれていくモンタージュもこの小ぶりな映画を大胆にも飛躍させてくれる。
シネマQ

シネマQの感想・評価

4.0
牛のアップ、フルショット、引いてロングで銃撃、と展開される冒頭だけで引き込まれる。
グイグイと飛躍していく展開に、置いてきぼりくらいそうになるけどその飛躍もまた楽しい。