このレビューはネタバレを含みます
昼盲症の主人公に対して「梟」というタイトルがとても良い。
盲目の鍼師である主人公が、世子の怪奇な死の秘密を目撃する…というあらすじとポスタービジュアルでもっとシリアスなサスペンスなと思いきや、かなり娯楽エンタメ寄りで良い意味で裏切られた。緊張感もあるが、ディズニーやインド映画のようなバトル要素もある。
トータルとしてはかなり面白かったけど、最後がちょっとふわっとしたというか…謎が残るということでもないけど、もっとハッピーエンドかバッドエンドに振り切ってくれた方が個人的に好み、かつ主人公にいまいち魅力を感じられなかった…最初から見ないふりをするならわかるけど、その局面で言うことを変えるのか…気の弱いふりをして保身のみ、仕方ないけど…
2024年劇場鑑賞13本目