マリオ

猿の惑星/キングダムのマリオのネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

待望の新作ということで初日の朝からIMAXで。

総評で言えばそこそこの面白さだったかな。
寝不足で見に行っても最後まで集中できるぐらいには楽しめた。

良かった点はまずシーザー達が見れたこと。
シーザーから何世代も後が舞台と聞いていたからロケットやモーリスの顔なんて見れないと思ってたからめちゃくちゃ嬉しかった。
主人公は明らかシーザーの子孫として、ロケットの子孫っぽいのも出てきておお!と思ったけど、悲しいかな血筋、これと言った活躍なく死んで行ってしまった、、、
最後までシーザーはあくまで伝承の人物という扱いも良いと思う。けどひいひいお爺さん的なのでコーネリアスの名前が出てきても良いかなと思った。
ストーリーラインも単純で特にこれと言ったノイズも無くスッと見れたので良かった。

が、新世紀(2作目)を超えることはなかったなぁ
今作は風景にもかなりCGを使ってるからか、エイプ達の毛の質感や挙動がすこしコミカルというか、カートゥーンチックというか、簡単に言えば質が落ちたように思った。(贅沢すぎる言い分)
というか、前の2つが異常にリアリティがあった。
内容的にもシーザーとコバのドラマがめちゃくちゃ良すぎたし、全キャラクターが良かった。
それに比べると今作は全体的に良いけど故に普通みたいなところに落ち着いてしまう。
ロケット、モーリス、コバ、ルカ、バッドエイプ、シーザーのようなそれぞれ尖った特徴のあるキャラクターがいなかったのが残念。

描きたいことはまだまだあるけど、結果的には楽しめました。
ただ、これをIMAXで見るならデューンで見た方が良い気がします。
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