正直、前3部作からの期待値は上回らなかったけど、新章の"セッティング"としては次回に期待できる内容になっていたので、今後の期待も込めてこの点数。人間の文明が無くなった世界という事でファンタジー的ビジュアルが増し、大スクリーンで観るべき映像を堪能できた。
2時間半という尺は長くは感じなかったけど、本筋までのテンポが遅く感じるのと、時間をかけた割にはクライマックスが若干盛り上がりに欠ける印象。。相変わらず現実の風刺とファンタジーのバランスは絶妙で素晴らしいので、プロキシマス・シーザー(プーチンを連想)の描き方はもうひと押し欲しかった。思ったよりも出番が少ないので…
ノアのキャラクターも前3部作のシーザーに対するとどうしても物足りなく感じてしまったけど、そこも今後の展開次第かなという感じ。
