パンフレット

猿の惑星/キングダムのパンフレットのレビュー・感想・評価

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
4.0
日本語字幕は、牧野琴子
パンフレットは880円

日本公開日は2024年05月10日
米国公開日は2024年05月10日

客層:男性1人客6割
客入り:約2割

前作の内容を忘れてたし、あまり予告を見ずに鑑賞したためか、予想外の面白さを感じた。

そもそも、エイプ側が人類に取って代わって地球の頂点生物になったはずなのに、物語が続くとは、よくやってくれたと思う。

明確な説明はなかったが、野生に還った人類はエコーと呼ばれている。

ほぼ猿しか出ない。猿しか出ないから、性別が分かりにくいが、物語が進めば、特に気にならなくなる。

ゴリラは悪役にぴったりなのだろう。パワーが魅力。旧作から続く伝統なのかもしれない。一方で、ハリウッドはゴリラが好きなんだなとつくづく感じた。

人類はどんどん減っていく。知恵と技術があったから、他生物を圧倒していたのだと思わされる。

理解できるが、ノヴァにドン引き。


エイプは人類史を辿るのだろうか(犬や猫が登場していないと気付いた。猛禽類や馬は登場するのに、愛玩用の動物という概念は持てなかったのかもしれない)。

プロモーション活動が弱すぎる。かなり面白いのに、勿体無い。文化人類学者や霊長類研究者、飼育員など、猿に関わる専門家たちを集めて試写会で観てもらってコメントをもらって欲しかった。

やっぱり今作に関しても、前作を地上波テレビ放送した方が良かったと思う。それぐらい時が経っている。

05/11/Sat/2024/603 No.15