初デレク・ジャーマン。
カラヴァッジオの伝記映画のようだけど、なんだか変。タイプライターが出てきたり自動車が出てきたり、一体いつの話なのか。そもそも英語だし。時代も場所も判然としない。どういう狙いなのかまでは読み取れず。
ヴィスコンティっぽさを強く感じた。
本作のメインヴィジュアルによくなっている美しき青年時代のカラヴァッジオは、後に『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』を監督するデクスター・フレッチャーの若かりし姿だ!
ショーン・ビーンはこの映画でもやはり死ぬ。
【一番好きなシーン】
メドゥーサの描かれた盾で遊ぶ子供、蛇、成長した姿、を同一軸で見せられる、入り組んだ編集。