まずホラー映画なのに上映時間が120分以上あるのに驚く。前作ではラストシーンで驚きの展開があったのだが、今作ではもはや何でもあり！アートがどういう存在なのかなど細かい設定などどうでもいい。残虐なグロ描写と不条理な展開を見せるだけの潔い馬鹿馬鹿しさ。これぞB級ホラー！まるでグロとゴアのオモチャ箱だ。それにしてもこんな映画にアメリカ人は熱狂し、3作目にしてついに全米No.1ヒットになるという異常さ。そっちの方がよっぽど狂っている。
現代におぞましくも愉快なスラッシャーを蘇らせたダミアン・レオーネ監督、このシリーズの後はサム・ライミとタッグを組むようなので、期待して待とう！
