BlackCatさんの映画レビュー・感想・評価

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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.8

まずホラー映画なのに上映時間が120分以上あるのに驚く。前作ではラストシーンで驚きの展開があったのだが、今作ではもはや何でもあり!アートがどういう存在なのかなど細かい設定などどうでもいい。残虐なグロ描>>続きを読む

テリファー0(2013年製作の映画)

3.2

前半のビデオ映像の意味不明さでちょっとこれはどうかなと思い始めたところ、アート・ザ・クラウン登場で俄然盛り上がってきた。劇中劇が現実にと言ったよくある設定ではあるが、不道理に不条理を重ねる作りの後半は>>続きを読む

テリファー(2016年製作の映画)

3.8

今の時代にこんなに不条理で愉快な残虐スプラッタームービーが観れるとは!ピエロをモチーフにした作品は数あれど、犯人の異常性、残虐性はダントツかも。勿論低予算なのでチープな作りなのはしょうががないが、アイ>>続きを読む

白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

2.5

白石晃士の新作モキュメンタリー作品。ヒッチコック劇場(懐かしい…)スタイルで白石監督本人が案内役として登場。彼の元に送られてきたという体の投稿ビデオを見せる形式。

投稿ビデオとしては「封印映像」タイ
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劇場版 ほんとにあった!呪いのビデオ109(2024年製作の映画)

3.5

「106〜108」まで連続鑑賞し、準備万端でいざ劇場へ!

あれ?木勢さんがいない!やっぱり前作で呪いのビデオじじいに手を握られたのがショックだったのか…代わりに一ノ瀬というやたら態度がでかい女が登場
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ほんとにあった!呪いのビデオ108(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

劇場版「109」に向けての鑑賞マラソン3本目。

「残響」
これはビックリした。ジャンプスケアのタイミングはバッチリ!エピソードも良い。ただラストの音響加工は余計かな?壁にチ◯コの落書きがあるねw相当
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ほんとにあった!呪いのビデオ107(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇場版「109」に向けての鑑賞マラソン2本目。

「鼠」
何故か汚ねえ鼠を汚ねえ裏道で執拗に追いかける投稿者。どうゆう心理状態なの?爺さんの幽霊はいい感じ。エピソードも面白い。ただ合成がうますぎて最後
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ほんとにあった!呪いのビデオ106(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場版「109」公開に合わせ、今作からレビューを始めることにした。

「捜索」
割と違和感のない合成で良かった。怖くはない。投稿者の女性の声が可愛い。(加工されているけど…)

「ハノイ」
事故の瞬間
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オカルト(2008年製作の映画)

3.5

久しぶりのDVDレンタルにて鑑賞。改めて見ると、世相を切り取る手法でのドキュメンタリー風展開から続くサスペンスからの古代史ミステリー…と見せかけてのトンデモ展開という、後の白石晃士の代表作「コワすぎ!>>続きを読む

ノロイ(2005年製作の映画)

4.5

配信に無いので久しぶりにDVDを借りて鑑賞。通算4〜5回目の鑑賞だが、やはり面白い!何度見ても構成が見事で無駄なシーンが殆どない。俳優陣の演技(?)も自然で違和感がない。最近の心霊投稿系作品は最初っか>>続きを読む

ワナオトコ(2009年製作の映画)

3.8

続編「パーフェクト・トラップ」を見る前に事前鑑賞。配信がなかったので、久しぶりにDVDレンタルをして見た。音楽、編集、全てにおいてB級テイストだが、面白い!理不尽すぎるタイミングで罠に引っかかる家族た>>続きを読む

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.8

ヴェノムシリーズ3作目。前作がガッカリな出来なので今回は挽回してくれるかと思ったが、まあまあの出来でした。途中のロードムービーシーンはいい感じでゆるく、退屈するギリギリでラスベガスに到着。何故か都合よ>>続きを読む

トラップ(2024年製作の映画)

3.3

M・ナイト・シャマランの新作スリラー。ツッコミどころ満載で、コメディかと思った。娘のサレカ・シャマランのライブシーンがたっぷり見れる作りで、今作の主人公並みに娘思いのシャマラン父ちゃん、もう一人の娘の>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

今作から監督がアンディ・サーキスに交代、主演のトム・ハーディ自ら制作と脚本を担当した力の入った続編なのだが、出来はイマイチ。物語があまりにも私的な展開で、感情移入しにくいのが原因か?血液1滴で何故あの>>続きを読む

鯨の骨(2023年製作の映画)

-

あまりにも凡庸な台詞回しとカメラワークに眠気を誘われて途中で見るのをやめてしまった。大体冒頭のテロップで自ら付けたタイトルの説明をするような映画が面白かった試しがない。あのちゃんを起用したのもマイナス>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

新作公開に合わせて再鑑賞。シリーズの幕開けに相応しい出来で終始楽しめた。バディものとしての面白さとエディ周りの人間関係が優しい感じ、すごくいい!落ちこぼれであるはずのヴェノムの圧倒的強さと弱さに萌える>>続きを読む

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

2.5

ウィル・スミスに殴られたクリス・ロック主演でオールリセットされたリブート第2弾。内容は警察内部の汚職を描いたバディもので、ジグソウは全く出てこない。スピンオフと言うよりもう別作品と言っていいだろう。2>>続きを読む

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.5

お前の罪を数えろ!

前作のチープな3D映像から一転、スタイリッシュな映像で描くリブートされたソウの新シリーズ第1弾となる今作、たった7年でこれだけ映像の質が変わるとは驚き!デジタル化によるムービーカ
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ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

3.0

いよいよソウシリーズもファイナル!始まりましたボビーの地獄無理ゲー巡り!

最後に来てガスとマシンガンで皆殺し!
妻だったら胸の傷がフェイクってわかるだろ!
冒頭の公開処刑ショーは何だったの?

など
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ソウ6(2009年製作の映画)

3.8

さあ謎のソウシリーズ再鑑賞マラソン、ついに6作目!相変わらず過去作への逆伏線回収だらけで、もはや単独で観てもサッパリわからんでしょうね。今回連続鑑賞してると良く出来たTVシリーズみたいで意外と楽しめた>>続きを読む

ソウ5(2008年製作の映画)

4.0

勝手に始めたソウシリーズ再鑑賞マラソンも5作目まで来ました!今作から監督が代わり、前作までの美術監督デヴィッド・ハックルが監督を務めた。そのせいか過剰な演出や編集が抑えられ、観やすい作りになっている。>>続きを読む

ソウ4(2007年製作の映画)

3.2

1、2、3作と再鑑賞した勢いで鑑賞。改めて観ると意外とジグソウことジョン・クレイマーの出番が多いのに驚いた。何しろ前作で◯んでますからね。時系列的に結構複雑なので、今までにも増して展開が判りにくくなっ>>続きを読む

ソウ3(2006年製作の映画)

3.5

「ソウX」に向けて1、2作と再鑑賞した勢いで改めて鑑賞。この辺りからちょっと首を傾げる描写が多くなったのを思い出した。当時これでシリーズを終わりにしよう思ったのか、結構無理矢理な展開が目立つ作りで、納>>続きを読む

ソウ2(2005年製作の映画)

4.5

「ソウX」に向けて復習で再鑑賞。ジェームズ・ワンに代わり、リー・ワネルと共に脚本も担当した当時25歳のダーレン・リン・バウズマン長編デビュー作。この作品から有名なデストラップが本格化、後の作品に大いに>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

5.0

「ソウX」を鑑賞するにあたり改めて鑑賞。全てはここから始まった。ソウシリーズといえば残虐なトラップが有名だが、この1作目にはその要素はほぼ無い。純粋な謎解きと仕掛けに踊らされ、驚愕のラストへと繋ぐ割と>>続きを読む

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

5.0

評判を聞き鑑賞。「ソウX」の後続けて観ただけに何ともホンワカした気分になった。くどくないギャグとゆったりとした展開から緊迫のラストシーンへの展開に時代劇に対する溢れ出る愛と敬意を感じた。ホント傑作は突>>続きを読む

ソウX(2023年製作の映画)

3.5

82歳になったトビン・ベルがリアルに病人感があってよかった。アマンダ役のショウニー・スミスはちょっとキツかったかも…話の展開は良かったけどトラップはイマイチかな?一番インパクトのある目玉吸いがまさかの>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.3

「ジョーカー2」を見た次の日に配信で見たので、また現実と虚構が入り混じった展開とホアキンの演技力を見る映画が続いてしまった。膨大な熱量で狂った世界を描こうとしたアリ・アスターの力技とそれを良しとしたA>>続きを読む

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

5.0

「ジョーカーはもういない」。そう前作が終わった時点でジョーカーは死んだ。アーサー自身も聴衆もみんな幻想を見ていただけ。アメリカで酷評なのは何故だろう?少なくともホアキン演じるジョーカーは死んだ。それで>>続きを読む

エストニアの聖なるカンフーマスター(2023年製作の映画)

3.0

なんじゃこりゃ?冒頭5分、空中から現れる謎の東洋系カンフー3人組が警備隊をやっつけるシーンの後、主人公が登場してから俺の鑑賞力は終わった。寝不足で行ったのもあるが、何度も寝落ちした。つまらなかった訳で>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8

続編が配信されたので、改めて2回目の鑑賞。食い物を巡って残虐に殺し合う人々。これは国民性なのか?同じ設定を日本でリメイクしたら「CUBE」のようにとてつもなくつまらない映画になっただろう。資本主義社会>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.8

なんだこれは?前半緊迫感のない記者たちのロードムービーかと思えば、謎の赤メガネ登場でこれはウォーキングデッドかと思う展開からの怒涛の銃撃戦。そして無駄にオシャレな音楽に彩られたエンディングまで、内戦の>>続きを読む

悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

3.5

定番のファウンドフッテージものだが、CM中の裏側を見せることで捻りが効いている。70年台のオカルトブームを思わせる音楽、美術が雰囲気抜群で途中本当に当時の映像を見ている気分になった。尺の問題もあるとは>>続きを読む

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.5

説明をしない黒沢清。「Chime」に続き、何も説明しない。唯一わかりやすかったのは荒川良々のサイコパスと古川琴音の物欲女。SNS社会の悪人の筈の主人公がそれを上回る悪意に巻き込まれて行く。まるでアンチ>>続きを読む

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.5

巨大なフランチャイズに立ち向かったフェデ・アルバレスの勇姿、しかと見届けたぜ!想像以上の出来栄えだった。細かいとこを突っ込み出したらキリがないが、美術、音楽等しっかりオリジナルを踏襲、アップデート出来>>続きを読む

映画検閲(2021年製作の映画)

3.0

一見リンチ風の幻覚と不条理展開で最後まで行くのかと思いきや、前半のサスペンス的展開がどうでもよくなるほど後半がグチャグチャになるトンデモ展開で、なんとも言えない気分になった。主人公の恐怖に囚われて狂っ>>続きを読む