見ていて自分の中の鎧が少しずつ剥がれていくような体験だった、新鮮だった。
客観的に見たら知らない街の人のいない河川敷でどんどん川奥に連れて行かれるの普通に怖すぎて泣きそうになったんだけど、2人がひとつひとついろんな遊びを交わすうちにただただ心が裸になって、自然と人と心と、今この場にはただそれだけしかないんだーと思って、幼い頃にした川遊びとか公園で知らない子供と普通に世界を楽しもうとしてたこととか、なんかそういうことを思い出していく映画だった。
もしかしたら性善説の話なのかもしれない（これは深読み）
小川あんさんの、何の説明も前提もないまま世界の中に唐突に現れても、なんか飲み込めてしまうあの存在感は何なんだろう…
