あしたの少女のjoniseのネタバレレビュー・内容・結末

大手通信会社の下請け会社に実習生として働き始めた高校生のソヒ。しかし学校の先生(担任)に紹介されたこともあってか、会社と学校の板挟みとなり、神経をすり減らしてしまう…。

よく出来ていると思うがそれ故に重い話なので、観ていて辛くなった。
本作を観て思ったのは、ブラック企業の体質はアレとして、学校側の対応がとにかく無責任なので、そっちの方が問題だなと思った。主人公:ソヒが担任の先生に会社を辞めたいと相談しても、ソヒを追い詰めることばかり言っていた。
あと教育庁も少しでも就職率を上げたいという思惑もあった。

最終的にはソヒの指導役でチーム長の自殺とソヒの自殺も有耶無耶で終わる。ラスト、ソヒの携帯に残っていたのはダンススタジオのシーンだけだった。