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インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのjoniseのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

※前作から12年後の1969年が舞台。
アポロ計画で人類初の月面着陸成功と
ベトナム戦争が泥沼化していた頃の時代背景がある。また主人公:インディアナ・ジョーンズも物語序盤で定年退職となった。

そんなに期待していなかった分、思ったより面白かった。前作の時でもハリソン・フォードはお爺ちゃんだったので、本作はどうなるのかなと思ったが、ハリソン・フォードの年齢に合わせたアクションシーン(動き)だったのが良かった。

妻:マリオンとは別居状態だったり、息子が死んだこと扱いされていたのが、アメリカ映画あるあるで笑った。ラストにマリオンが出て来て驚いたが。

悪役のマッツ・ミケルセンは、相変わらず良い演技で良かった。最も最後の死に方が、地味ではあるが可哀想だなと思った。
またマッツが演じた役柄が、ヴェルナー・フォン・ブラウンを元にしているのも、上手く活かしていて面白かった。

ラスト時空を超えて、紀元前240年の世界に行ってしまったのが驚きだった。最終章の締めくくりとしては悪くないと思ったし、個人的にはインディが現代に戻って終わりで良かったと思う。
全体的に歴史好きな人は楽しめると思った。

気になったのはヘレナの扱いがイマイチだった。特に中盤辺りでのギャングと婚約者だったとか、カーチェイスも長ったるかった。もう少し時間を減らして上映時間を短くするか、或いは遺跡探索に時間を割いた方が良かったと思う。
この辺りは、前作を含めてスピルバーグは上手いなと思った。
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