2025/03/23視聴、U-NEXT
「教皇選挙」のフォロイー様のレビューに本作の記述があり、気になってさっそく視聴。
話はアドソが手記に留めるにあたり語り始める。
ウィリアム修道士(ショーン・コネリー)は弟子アドソ(クリスチャン・スレーター)を連れて、神学論争の協議の為に修道院を訪れるが、その修道院では修道士が亡くなる事件が発生しており、修道院長に真相の追求の依頼を受けるが、新たな犠牲者が出る。。。
神学論争の協議はストーリーの後半に出てくるが(すっかり目的を忘れてました)、全編を通じて犯人捜しをしながら、その原因に近づいていく。
そして、許すこと(慈悲)と情について考えさせられる。
フィクションとはいえ、修道院ってドロドロじゃん・・・知識欲さえ押さえられ全て俗を抑えることが逆にタガが外れた時の反動、脳裏に焼き付く印象は鮮明なんだろう。
ウィリアムも決して修道士としては完ぺきではなく、誤り、そして拷問に耐えられず考えを覆す経験があり、それを悔い人の痛み、弱さも理解している修道士であり、アドソの悩みにも「友人として」話を聞く。他の修道士がぶっとびすぎて、ウィリアムがいっそう素晴らしく映る。
ウィリアムとアドソについて、聖職者である前に人間として深堀されており、彼らの発言をしっかり聞くことができた。
そして、アドソには長年忘れられない彼女(きっと薔薇)に慈悲を掛けなかったのは、正しかったと伝えたい。