ストーリーはトレーラー映像とかあらすじの通りで、それ以上のひねりはなく、シンプルな内容のまま最後まで突っ走るので、映画好きの人なら大体の展開はすぐ読めます。
とはいえ、展開は読めても、自分はホラー耐性が中の下くらいなので、それなりにビクビクしながら見ましたが、急に大きな音で驚かす場面とかグロ描写はあんまりなく、ホラーが苦手な方でも見れるレベルだと思います。
「ミーガン」という存在しないロボットにキャラクター性を持たせて引っ張る映画なのですが、ミーガンのデザインや演出は良かったですね。人間に似てるわけでもなく、バービー人形っぽさもありながら、それでも微妙な目線などで観客に感情を伝えてくる演出は、観賞中は何も思わなかったのですが、今考えるとよく出来てたなぁと思いました。
総じて安心安全のブラムハウス製といったところで、ホラー映画をすごく見ていてホラー耐性がある方や「NOPE」みたいな斬新なホラーを求める方には刺激が足りないかと思いますが、カジュアルに見るにはいい映画だと思います。
