このレビューはネタバレを含みます
自己実現を望むようになり目的のためには人間を傷つけることも厭わなくなった超ハイテク&丈夫なメカ……
まではまあそういうストーリーもあるよねっていう話なんですが、ミーガンの多彩ぶりが子守り・躾・遊び相手などの優秀なベビーシッターぶりだけでなく、
・歌も歌える
・ピアノも弾ける
・セラピストのように悲しみに寄り添える
・ボディガードもできる
などの多方面な特殊技能に及びはじめ、最終的には周囲のデジタル機器を一律でハッキングできる、なろう系チート主人公のようになり…
それでいて絶妙にメカっぽさを残してるビジュアルやボイスが魅力的です。
あとセクシーなダンスも踊れる。
精神攻撃もできる。
ほぼバレずになりすましもできる。。
悪いインターネットを学びすぎたんだ…
そういう何でもできるようになっちゃったミーガンでしたが… 今回は人間の都合で破壊されることになりましたが、あまりにもミーガンの自我が人間の自我らしすぎて、いずれは自己実現について悩み、苦しみ、周囲の人間たちを壊したりしながら充実したロボット生を終えたりする未来もあったのかもしれない……それはそれで見たかったような気もします。
続編が出るならミーガンの自我に汚染されたアレクサ的なマシンから復活するのかな。楽しみですね!