Takako

スイマーズ:希望を託してのTakakoのレビュー・感想・評価

スイマーズ:希望を託して(2022年製作の映画)
4.2
安全に1日1日を迎えられることがどれだけ有難いことかが痛く刺さる映画。普段目にする難民のニュースの先にはこういうことが起きているのかと想像はしてたけどショック。「Life is not fair」家があって着るものがあって食べるものがあって家族も友達も安全に生きられている自分は決してそんなこと一瞬でも思ってはいけないことだと改めて強く感じた。「No one cares」世界はみんな自分のことでいっぱいいっぱいで、国を去らざる得ない人々の状況を想像する余裕はない。たまたま生まれた国がシリアで、みんなただ安全に生きたいだけなのに。難民キャンプとか国の支援、個人で行動を起こす人たちの大切さを難民目線で感じられる貴重な機会になった。最後、色々な想いを背負いながら泳ぐ姿にはもう涙、、、人の想いを体現すること、これがスポーツの醍醐味だなと自分は思います。
果たして自分はスイマーとしてボートから降り海を泳ぐことで他人を助ける選択ができるのか?
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