えり

オットーという男のえりのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
4.0
オットーは文句を言いつつも周りに手を貸す温かい人で、勘違いされやすいが愛が深い人。奥さんとの回想シーンが良くて、より今の辛さが引き立ってて。子どものところは特に辛くて泣けた。それだけ愛する人と出会えたことは幸せだけど、1人になるってその分耐え難いことだよなぁ。友達関係でも恋愛関係でもない、でもお互いを思い遣って助け合って信頼しあったマリソルとオットーの関係性が良い。電話を貸して欲しいと言ったオットーにマリソルが怒ったシーンが印象的だった。その前にすごく心配したのに反応してくれなかったこと、本心を話してくれないことへの悲しさからだったが、そうだよなぁお互いがさらけ出さないと人間関係は深まらないなぁ特に想っている相手だったらなぁ。入院中の作り置きをしながら全部観た。面白い話だった!
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