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ちびまる子ちゃんのめるのレビュー・感想・評価

ちびまる子ちゃん(1990年製作の映画)
3.2
大野君と杉山君の男の友情物語──


ちょっと前に観たことがあったけどやっぱり良いお話だった。『わたしの好きな歌』の次に好き。でも、どちらかというと劇場版というよりテレビシリーズの拡大版のように感じた。
まだふたりのキャラクターが定まっていなくて、"乱暴で言葉使いの荒い元気な男の子"というかんじ。まる子のことを「さくら!」と呼ばずに「まる子!」って呼んでる。(これはこれで良い。今のまるちゃんではもうまる子呼びはしないのかな~。)

自分の小学生時代が懐かしくなった。私も躍りをしたし(同じようにはっぴを着て踊ったことがある)、借り物競争はないけど騎馬戦はしたし、嫌いな合唱もやった。クラスの男の子にからかわれてまる子みたいに困ったこともあった。私自身まる子みたいな人間だからそれだけでも親近感が湧くけれど、この映画には人なら誰にでもあるような昔の記憶が詰まっていて、みんなの物語でもあると思う。

毒舌で潔い花輪クンが最高だった(笑)
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