この映画のタイトルにもなっているシモーヌ・ヴェイユさんのことは、
恥ずかしながら、知らなかったです。
なので、彼女が立法に携わったヴェイユ法のことも全く知らず。
どういう経歴を持って政治家になったのかも知らなかったので、
彼女がなぜそこまで、弱者に寄り添うのかも、わからなかった。
刑務所に収容されている囚人の健康診断を求めたり、エイズ患者と直接
対話したり。
しかしそれが、政治家になる前の超苛烈な体験（シモーヌはホロコースト生存者）がもとになっていると知り、納得。
見た後にちょっと調べた程度ですが、上に触れたヴェイユ法の審議は
相当厳しいものだったようですが、あの審議のシーンの迫力はすごい。
強制収容所のシーンはかなり長いですが、胸にくるものがあります。
ぜひ多くの人に見てほしいです。
