うぉるなっと

それでも私は生きていくのうぉるなっとのレビュー・感想・評価

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)
3.9
父の老いのなかでの苦しみ、そして愛する人との関係にも苦しむ

絶望は死に至る病
でも光があることを諦めちゃいけない

倫理観はさておき、肉親の老いに直面した時に愛して縋れる相手を手放せるわけもないだろうと思う

何があろうと娘には常に愛情を注いでいる姿が良かった
まあ娘が唯一揺るがない拠り所であったのかもしれないけれど

結局彼は家庭をどうしたのか、本当の意味で戻ってきたのか、という点はわからないけど、彼女は希望を取り戻せた

だからこれからも生きていけるのかな