故ラチェットスタンク

ヒューマン・ポジションの故ラチェットスタンクのレビュー・感想・評価

ヒューマン・ポジション(2022年製作の映画)
3.1
スタティックなショット、スローな編集の連続。上半身にウェイトの寄った寄りの画or極端な俯瞰の画のフィックスが78分延々続く。しんどい。繰り返し登場する椅子や間取り、主人公の仕事(新聞記者)も、「ポジショニング」にまつわるモチーフが周到に置かれていてなるほどという感じだったが、あまりに集中できなくて読み込めなかった。多分、フィックスの画面構成自体も「ポジショニング」(=位置取り)のテーマに対応してるんだろうけれど、解せぬ。ノルウェーの安息感は凄い良かった。住みたい。