ラチェットスタンクさんの映画レビュー・感想・評価

ラチェットスタンク

ラチェットスタンク

劇場版 空の境界/第三章 痛覚残留(2007年製作の映画)

3.5

おお、面白い。
中ボス的な立ち位置の浅上藤乃との戦い
彼女を巡るサスペンスストーリーに始まって、グロテスクな表現や設定を前二作同様取り込んで、最終的には地に足のついたイカしたアクションへ

「神様だっ
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劇場版 空の境界/第二章 殺人考察(前)(2007年製作の映画)

3.4

浴衣を着て出歩く頭のネジが外れ気味なファッションセンスを持った女の子のお話その2

式と織と幹也の出会いと交流をサスペンスを交えて描いた若干かったるい一作

実写ドラマなんかでも成り立ちそうなスケール
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劇場版 空の境界/第一章 俯瞰風景(2007年製作の映画)

3.3

絵が古いからufoの凄さはそこまで実感できず…

間を多く取ったりする静かな雰囲気や演出選択自体も、前後のバックストーリーや設定が掴めないので、イマイチ何を感じれば良いのかという感覚になってしまう。
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.2

細田監督のデジタルな部分は基本的に嫌いなんだなって再認識
逆にアナログな部分は大好き

しかしそのアナログな部分をメッセージとして押し出すには、はっきり言ってもう時代遅れなんだなとも感じた。

匿名性
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.4

細田監督の家族観自体嫌いな物ではないんだけど時代遅れな物であるとは思ってしまう。
やたらと壮大になってしまう終盤も含めて結論の部分はやっぱりそんなに好きくないという感想になっちゃうんだけど、映画のそれ
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.4

後半30分の脚本が全体的に弱いです。やっぱしっかりしたストーリー作るのはあんま得意じゃないのね…

それ以外は全体的に好き。
役所広司、リリーフランキー、大泉洋、広瀬すず、と言う具合に結構な人数の俳優
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.5

安定して居心地の良い細田守映画

終盤の展開の唐突さはあるけど子どもと母親の成長物語として普通に心温まる作品

夫が狼男
夫とたった2人で二児を出産
病院にも行かず育てる。
田舎に行って農業を始める。
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.7

数年ぶりの鑑賞でしたが最高に好みの映画でした。

OZの作画に劣化自体は感じるし、細田監督はやっぱりネットの描き方があまり上手じゃない。
褒め言葉も悪口も全体的に陳腐に聞こえてしまう。
後半も正直話が
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.7

細田守作品
作品毎に良し悪しはあれど最終的な感想の大半は同じになる。

良い点
・自然体な人間の捉え方が上手
・画やキャラの動きが瑞々しく、美しく、生命賛歌に溢れている。
・作品全体に包み込むような温
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年製作の映画)

3.3

ワンピース映画だけど細田守節が炸裂してる。
若干キャラ崩壊してる。

トラウマになるような映像表現
娯楽作品とは思えないようなホラー演出に囲まれ、非常に不思議な雰囲気を醸し出している。

サスペンスと
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人魚姫(2016年製作の映画)

3.4

流石チャウ・シンチー、アホすぎてオモロい。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

4.4

希望に満ちた絶望
美しい醜さ
華やかさと不気味さ
喪失と獲得
夢と現実

相反する二つの要素が同時に存在していてどちらの要素も十二分に味わえると言う時点で100点

序盤30分ほどの居心地の悪い違和感
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.7

「ようこそ、夢と狂気の世界へ。」

「セッション」をチョコレートでコーティングして甘くポップに彩ったロクでもない映画(褒めてます)
"モノづくり"と魅惑的な面と"モノを作る者"の狂気的な面

作ってい
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.4

んーこの消化不良感…

オリジナルメンバーにも関わらず様々な制約でキャラの深みを蔑ろにして、アクションフィギュアを作らず、あろうことかワスプとキャプテンマーベルを先に世に放った。
そんなスタジオ側の彼
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

アイアンマン2の仲良しキャストによる一作

ちゃんと飯が美味そうなのが良い。
脚本も監督もできて人脈もあって料理もできて独特の空気を持ってて演技もできる。
ジョン・ファブローはかなり技量が高い。

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マスク(1994年製作の映画)

4.0

スラップスティックコメディを地でいくとは思わなんだ。

今見ると少し劣化している部分もありますが全体的には心地良く楽しめるエンタメ作品に仕上がっています。

ジム・キャリーの名演と上手に実写に落とし込
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.6

あくまで"理想"や"夢"を体現するのがディズニーの役割なのでまあこんなもんかと

純度90%ぐらいの良い人達で構成された話なので子どもの教育には丁度良い映画だなと思います。

アニメーションはやはり変
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8

サムライ・プラスは草

無機的な感じと有機的な感じが共存してるのが良い。
人間の醜い部分が本当によく描かれてて信憑性が高いです。
セットとフレーミングが綺麗な映画でよく作り込まれてます。

高層と下層
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

アクションは全体的に良い。

序盤のゴジラの災害映画的な破壊
ゴジラvsコングの白昼堂々の戦闘
香港戦のハリウッド感漂うゴージャスでビビットな色使い
クライマックス戦の特撮っぽさ
それぞれのアクション
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6

良いとこアリ悪いとこアリ

公開当時少ない小遣いはたいて2回観に行ったので思い入れは深い。
にしても総括して言えるのはこれ「エヴァじゃね?」っていうことかなーと

庵野節がスタイリッシュに面白く機能し
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.5

ギャスパー・ノエによる不快感マシマシの最悪なトリップ映画

ほぼほぼワンカットで繋げていくトリップ描写の撮影の仕方が素晴らしい。
若者が支離滅裂な言動を繰り返し同じ場所を行ったり来たりしながら、ただ壊
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.4

ホラー映画の続編としてはかなりマシな部類に入ると思います。

主役が親から子へと勇士が受け継がれるストーリー構成はちゃんと考えられてるし、前作同様、画と音に持たせてる説得力が普通の映画よりもある。
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.5

エピローグなのでこんなもんかと

それほど起伏のある物語ではないですが悪くないです。
他に足ついててBBらしいおまけ映画だと思います。

ただ6年ぶりに作る必要はあったのかと聞かれると微妙です。期間空
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.6

優等生映画

死体蹴りのシニカルなコメディ
凡人がヤバいやつだったジャンル
画面情報の整備されたアクション

これら三つの要素にボブ・オーデンカークの説得力ある演技、コンパクトな尺、クライマックスにか
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キャラクター(2021年製作の映画)

2.9

タイトルにある要素がすごく弱い。

解説的で違和感のある台詞回しが多くて「映画」を観てるって感覚が強かったです。
キャラ紹介とか感情の語り方が下手クソ

こいつこんなやつです。
とか
今こういう気持ち
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

視覚情報と聴覚情報という映画の中で、最も大事なものを彩る要素に秀でているので、大画面プラス良い音響機器とともに見るべき映画かなと

色彩感覚、アスペクト比、スコア選択
大きく挙げてこの三つの要素が特に
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.6

「ふりふら」なんて比べ物にならない何百倍も素晴らしい恋愛映画

便利さと寂しさの共存する近未来の世界観
明るいが同時に空虚
本当の温かみのない映像がこの世界に住む人々の心を美しくも儚く描き出していく。
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram(2021年製作の映画)

3.3

前作と比べて、かなり良かったのではないでしょうか!?

決戦部分の筆作画がシンプルな手法ながらに力強い。
古代を舞台としているだけあって台詞回しからニュアンスを汲み取るのにひと苦労。
円卓の騎士それぞ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

こういう映画作る人が一番やばい。
撮影の大半を1人で行い7年間の制作期間をかけたストップモーションアニメーション映画
熱意という枠をとうの昔に超越してしまった狂気と執念のサイバーパンク

あらゆる既存
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.9

2Dと3Dを掛け合わせた新たなアニメ表現"2.5D"を切り拓いたフィル・ロード&クリストファー・ミラーが制作へ。
初監督及び初脚本のマイケル・リアンダ&ジェフ・ロウを迎え、自由度の高いNetflixで
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.0

スナイダーカットで復活したザック・スナイダー
ネトフリの元でゾンビ映画を制作
とんでもなく大味ながらに個人的にはそんなに楽しめないこともない一作

キャラ紹介が全体的にスムーズで中身自体もそこそこ好き
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.0

点数的にはこんなもんかと

監督:清水崇と目にしてやはり第一印象はホラー映画の印象を受けますがどちらかというとヒューマンドラマにジャンル分けできますね。

カウンセリングものとしての話の筋は悪くないと
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イカした劇画チックな演出や展開と同時にそれを俯瞰するシニカルな要素も多く兼ね備えている。

・厨房から1人ずつ熟練の老兵が出てきて若者たちと一触即発のムード→次のシーンでは老兵たちが一方的にボコられて
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.0

ネトフリ製アクションという時点で察していれば良かったかもしれない。

モンスターの世界観、デザイン
サバイバル劇のスリル
ローテンションなギャグ
生存者との楽しいやりとり
どれでも良いから好きになれる
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.3

現代風に仕上がっちゃったなってのが大体の感想になるかなー。

現代も良いけど古典的なやり方も全然良いよね!みたいな展開になるかと思ったら意外と現代賛歌に落ち着いた印象
寧ろ古典的な部分がかなり通用しな
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バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

3.5

人種差別に対する言及が増えてたり価値観は多少アップデートされてる気はしたけど、同時にどこからともなく降って沸いた不謹慎なコメディが3倍マシでお送りされる。

死体撃ちどころか死体漁りも厭わない加減を忘
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