日常ってこんなものですよね。特別な出来事がない日々のほうがほとんどです。
主人公のアスタの日常を丁寧に時間をかけて描いているので、物語の進むペースは非常にゆっくり。
多くを語らないアスタ。だからこ…
ネコ・ポジション
ノルウェーの港町。新聞記者のアスタは長いこと病気休暇をとっていたようだ。でも、最近、職場復帰をして地元の人々の元へ取材に赴く。家にはガールフレンドのライヴがいる。彼女は仕事を…
生活の一部を切り取ったような作品。舞台はノールウェー。ワンショット、ワンショットの画像が一つの絵画になるように美しい。アスタという女性が新聞社に勤務していて、不当労働者の記事を書こうとするが、思うよ…
>>続きを読む椅子とか帰り道とか、誰かの歌とかで回復するよなって、ぼやーっと思った
自分も幾度となくだめになって、妹のヘンテコなモノマネや歌に救われてたなとか、
生まれるより前からある電子レンジのボタンの文字、…
固定された画角が、絵画や写真の中を登場人物が歩き回ってるみたいな独特の感覚を与えてくれる
背景の小物が細部までこだわり抜かれていてどこまでも絵が素敵
色味も好き
似たような画角なのに毎回ちょっとずつ…
とても丁寧な映画。職場映画というジャンルがあれば「時々、私は考える」より沈黙と画面の構成が優れている。
It's a very well-made film. If there is such a…
「光の検問所がいくつも見えるだけ」
ファースト・カットをみたときに、なんとなくポール・シニャックが描いた港町をおもい出した。澄みわたった青と、ちらちら明るく散りばめられたひかり。うつくしい街だ、と…
© Vesterhavet 2022