2011年、香港で初めてオキュパイ(占拠)運動が起きた。大学生のタイチョウと恋人のミンイーは、香港上海銀行を1年間占領。ミンイーは逮捕され、収監されるが、タイチョウはsその間に彼女の母と恋に落ちる。金持ちのマキシムは、オキュパイ運動に参加した人々と出会ったことで、自身の生活が高度資本主義に毒されていたことに気付く。そして、かつて恋人が、失われてゆく香港の歴史を記録するために、多くの人を取材していた理由をようやく理解する。大陸から香港に移住したリーレイは狭いアパートで彼氏と暮らしているが、謎の少女と出会ったことで、彼女の日常が少しずつ変わってゆく。香港の社会と政治状況によって彼らの運命が翻弄され、日常の風景が急速に変化していくことに気付かないうちに、2014年雨傘運動が起きて…。