みみしゃ

愛と哀しみのボレロのみみしゃのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
4.2
『すべて実在の人物である作中の男女へ
 この映画を捧げます』

【課題曲:ラヴェルのボレロ】

「♪行きずりの恋
  住所も告げずに別れる
  それが憧れの町 パリ
  みんな深い仲なのよ」

「本当にそれが名前なんだな?」
「これはおできの跡ですわ
 割礼じゃありません」
「ほら、お祈りを言ってみなさい」
「天にまします我らの父よ...」
 ...
「覚えておいてよかったでしょう?」

「おい!子供が怖がるから喧嘩はやめろ!
 そんなに戦いたいなら
 ヨーロッパへ送ってやるぞ!」

『相変わらず喧嘩はしてるけど
 空挺師団の第一次攻撃隊員になりました
 早ければ今頃はパリにいます
 マドモアゼルとデートに出かけます』

『彼女に迎えは来なかった
 なぜ親子というのは似たものなのか
 なぜ運命とはいつも同じ装いをしているのか」

「女たちなんて必要ない
 俺たちだけで飲もうじゃないか」

「拡声器は叫んでいる
 技術は完成しても人は同じ過ちを繰りかえす
 預言者は不機嫌になるだろう!」


『人生には二つか三つの物語しかない
 しかし、それは何度も繰り返されるのだ
 その度ごとに初めてのような残酷さで』
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