オトマイム

愛と哀しみのボレロのオトマイムのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
4.3
リマスター版を劇場鑑賞できて幸せ。でもこれ、288分の完全版もあるんですね。確かにもう少し突っ込んで描いてもらえたらいいのに…という、物足りなさを若干覚えたので納得。それでも素晴らしい作品であることには変わりない。大河的な、絶え間ない人間の絆・繋がりというものに圧倒された。

幾層にも重なるボレロのメロディーと人間模様、そして素晴らしいジョルジュ・ドンのバレエが絡み合い溶け合って、迫力のラストのコンサートのシーンへ。鳥肌。

人物相関図などが少しわかりづらかったので、整理してもう一度、できれば再度劇場鑑賞したい。