カレン

愛と哀しみのボレロのカレンのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
4.0
題名だけは知っているが、未観の映画が沢山あります。これもそのひとつ。
ところがこれは、う~ん💦一度観ただけでは、何これ?状態。難し~~い!
しかし、もう一度観たいと思わせる何かがある。

パリ、ニューヨ―ク、ベルリン、モスクワでのそれぞれの家族の生き様を描きながら物語は進んでいく。(それぞれ、実在の有名人がモデルとなっている)
戦争をはさんで親子二代にわたっていることや沢山の人物が交錯するのでわかり辛いが、二度観で何となく理解できる。
当然どの家族にも悲喜こもごもな出来ごとがあり、中でも収容所に送られる家族が子供の無事を願って…という場面は胸が締め付けられる思いだった。

グレンミラー親と子、二役を演じたジェ―ムズカ―ン、マフィアとは違った役でこれはとてもよかった。

最後の全員が一堂に揃ってのボレロは鳥肌もの。そうだ!この感動を味わいたくて何度も観たくなるのかもしれない。
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