このレビューはネタバレを含みます
カレーを頼んだらカレーが出てきた。
近年の、『街を移動していたら壊滅していた』という自然災害的なゴジラではなく、人間を執拗に狙って暴れる怖さのあるゴジラでよかった。
テーマ曲の使い所も心得ていて胸が熱くなったし、戦闘シーンは手に汗握る迫力だった。
反面、人間ドラマは冗長だし、伏線の演出がくどいように感じた。
ラストは海底のあれだけで良いのでは。
病院でのあのアザを見せるところ、要る?G細胞に犯された人間が…とかになると方向性が変わってこないだろうか。
とはいえ、カレーを頼んだらカレーが出てきた状態。概ね満足。