Hana

ゴジラ-1.0のHanaのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

脚本が好みではなかった。
台詞回しが芝居くさすぎて、役者の演技が下手に見える。
映像効果も頑張っている感じはあるし派手でいいのだが、、明らかに衝撃波が来るはずの場面で無風だったり、気になる点が多くていまいち感動できなかった。

▼気になった点
・ゴジラが銀座で熱線を吐くシーン、きのこ雲と黒い雨まで描写されていたのは踏み込んだなとは思ったが、、「ゴジラは人間が投棄した放射性物質のせいであそこまで巨大な怪物になった」という描写が希薄なので、ただ小道具として使いたかっただけの印象を受けてモヤモヤ。
・ラストシーンで浜辺美波が実は生きてました!はサプライズ演出でいいのだが、あの爆風で吹き飛ばされてあんな怪我では済まなくない??
・民間でゴジラを倒そうの説明会、「死ぬかもしれないんですよね?!降ります!家族がいるんです!」とか言う復員兵に笑ってしまった。なんで説明会来たん。
・とりあえず役者に泣き叫ばせておけばいいと思ってる?な演出が多数で安っぽい
・ラストの不穏なシーンは悪趣味だなと思ってしまった。

本編開始前に流れた、監督の山崎貴がギャレス・エドワーズと対談してる映像で「ゴジラをただの災害としては描きたくなかった。人間ドラマを見せたかった」みたいなことを言っていて嫌な予感はしたのだが、的中した結果に。
シン・ゴジラは余計な人間ドラマを排除したからこそあんなに面白かったんだなぁ。
分かってはいたけど日本映画の苦手なところ全部盛りでした。
Hana

Hana