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ゴジラ-1.0のNAOZYのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラ-1.0を観ました。
監督は「永遠のゼロ」の山崎貴監督。
シン・ゴジラから7年ぶりのゴジラの新作になります。今回の舞台は戦後間もない日本。初代ゴジラの年代に近づけています。
ストーリーは特攻隊の生き残りとして焼け野原となった日本で惨めな生活をしていた敷島はひょんなことから典子とアキコと擬似家族みたいな生活を始める。そこへゴジラが現れて日本を破壊していく。敷島は家族を守るためにゴジラ殲滅作戦に参加することになる。

ここらネタバレ注意⚠️

冒頭、零戦が出てきて大戸島に不時着。
特攻隊として出撃した敷島は機体の故障で引き返していた。整備兵はどこにも故障はないと言われ、ここで敷島は特攻から逃げてきた男として描かれる。日本に帰ったものの家は焼け、親も亡くなって孤独な生活をしていた敷島。そこへ乳児を抱えた典子と出会う。乳児も典子の子供ではなく託された子で、血のつながりのない三人の擬似家族としての生活が始まる。そこへゴジラが銀座に現れて銀座を破壊して行く。典子が乗る電車が襲われて車内で宙ぶらりんになるシーンがあるのだが、ここがミッション・インポシブルのトムが列車にぶら下がるシーンとそっくり。
ゴジラのせいで典子を失った敷島はゴジラへの復讐を誓い海神作戦に参加する。
ここで登場するのが震電。
開発途中で終戦になり、実戦投入されなかった幻の戦闘機。後部にプロペラがあり、デザインがカッコイイです。
敷島は震電に爆弾を積んでゴジラに特攻をかける。「永遠のゼロ」を思わせる特攻シーンに胸が詰まる思いになります。
CGのクオリティも高くドラマも満足度が高い作品になってます。
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