１期数作(テレビ画面)とモンスターバース、シンだけという極浅な観賞歴
思い入れはないけれど、なんとなく惹かれるのがゴジラさん
山崎監督作品を観るのは初めてです
IMAXﾚｰｻﾞｰGTﾃｸﾉﾛｼﾞｰにて
がっつり黒帯！もうやめようよ、コノ手のIMAX推し
理由なくただそこにある恐怖としてのゴジラだと感じました
理由を欲しがちな人々を絶望させるノーリーズンの理不尽な脅威としたところを私は好きです
一方そこに立ち向かう為に、終戦していない自己の清算という理由を必要とするドラマパートはかなり凡庸かと
しかもそんなドラマがメインでゴジラさんちょっとしか出てこない😢
芝居ものれなかったです
ゴメンナサイ、やっぱり私は今作のターゲットではなかったです
美術も人も何も当時に見えない
ゼロの悲惨さが伝わってこない
良い役者は揃ってるはずなのに
小綺麗な瓦礫にこざっぱりした人々
敬礼も帰還兵とは思えない緩さでここはゴジ泣きしそうなほどユルセなかった
そんな中、作戦会議にて貧乏くじを拒否した無名の彼にだけは戦争を生き延びた者のオーラある‘ネイティブ感’を感じた
あと、銀座の橋爪功
ゴジラさん自体はかなり格好良かったです
重量を感じるビジュアルの見応えや足音や咆哮の音響は流石の迫力
なにより、民間の人々の文字通り地に足のついた目線でとらえた脅威の姿は、絶望を感じるに十分な画でした
振動とともに近付いて来る実物大の臨場感没入感はよかったです
VFXの技術力の高さ
白組は本当に素晴しい仕事をなさったと思う
ただ演出面では、登場までのタメや、本体を映さない怖ろしげな気配の描写がないことで
ただでさえイケメンなゴジラさんが爽やか過ぎました
タメや気配こそ、御影の神々しいまでの脅威を盛り上げるのだと思うのですが
けわい、気這い、オーラ、ホラーでなくとも大きな怖れの存在には私はその辺りも欲張りなんだなと観ながら気付いた次第です
伊福部スコアの使い所も、合ってたのかな？と
高雄との海上戦がピークでした
劇場にスタンディ置かれた時点で、
私は今作のゴジラさんにはお目々に惚れました♡虹彩がはっきりとした金色の瞳、キュッと凛々しくてステキです
どこか可愛さ(下腹の親近感)も備えていて、
そのカワイイを愛でるのも日本ゴジラの楽しみであり、日本の観客の楽しみ方なのかなと思ったり😊
本編観ると背鰭かっちょよかった〜(*´ｪ｀*)
ドラマや芝居に関して私はターゲットではなかったようですが、
ゴジラさん自体の魅力には満足です😊
スコアはゴジラデザインと白組の仕事の素晴しさへの敬意、
誰かがやるしかないシンゴジ後の一発目を成してくれたことに対してです
