ゴジラシリーズは「シン・ゴジラ」しか観たことないニワカです。
こちらの作品は、シン・ゴジラの次に面白かったです。
無差別破壊ではなく、人間を認識して襲ってくるゴジラが怖かった。
個人的に、冒頭のミニゴジラのほうが人間とのサイズが近いぶん、執拗に追いかけてきそうで恐ろしい。
浜辺美波と同棲できるのに嫌そうに溜息ばかりついてる神木くんにキレそうになった。
生き別れの恋人がいるとか、戦争で亡くした妻がいるとかならわかるけど……浜辺美波を前にして、何年間も貞操を保てるものだろうか？不可能だろ。
持ち上げられた列車で重力に耐えるシーンでミッションインポッシブルを思い出した。
火器が通用しないゴジラに対して、吉岡秀隆が考案した作戦が面白かった。当時の技術力で本当に出来るのかは謎だけど。
東京が危険！早く人々に周知しなきゃ！って意気込んでたのに、銀座に勤める浜辺美波に注意喚起をしなかったのは何故だろう。
セリフ回しはどうも芝居がかっていて、生の人間の言葉って感じがしない。そのせいで、役者の演技は上手いのにクサくなってしまう。
言葉選びにセンスを感じられず、脚本は別の人に任せたほうが良いと率直に思った。
山崎貴監督って、エンドロールで自分の名前ピタ止めするタイプの人なんだ…とどうでもいいことを考えながら終幕。
