村一番の自転車整備士の主人公には「自転車に乗れない」という秘密があった。
幼少期からあの手この手で秘密が露見することを防ぎ、家族にすら打ち明けずに墓まで持っていこうとするが…というお話。
主人公は自転車のスペシャリストとして崇められており、村では自転車のことを主人公の名前「タビュラン」と呼ぶほど。
他にもメガネや牛肉がその分野の第一人者の名前で呼ばれている、という設定が面白いなと思った。
人名が一般名詞化した例といえば、サンドウィッチとかレントゲンとかたくあんとかが挙げられる。
何となくアメリっぽいと思ったら同じ脚本家だった。少年時代の主人公めちゃイケメン。
全体的に画面の色合いのセンスがかなり好みだった。
南仏の街並み素敵。行きて〜
