このレビューはネタバレを含みます
日本のVFX技術の進歩に驚きました。
邦画は安っぽいCGが嫌いで感動系のものしか見てきませんでしたが特に違和感なく観れるくらいの素晴らしい映像でした！
ですがVFX技術が進歩している分小道具や衣装の作り物感や質感の悪さがより一層目立ってたなってのが印象です。演技もどうしても演劇みたいな感じに見えてしまいます。そこは人それぞれなので気にならない人はぜんぜん大丈夫だと思いますが。
ストーリーに関しては筋は通っていてゴジラも結構な頻度で登場し、「怪獣」を視覚、聴覚から感じとれ臨場感あるものでした。溜めに溜めて流れるゴジラのテーマも素晴らしい。
怪獣にはお決まりの銃や戦車の攻撃も、頼もしそうに見えて全然効き目ないんですよねー。
今回は戦後間もない頃の設定ですが、登場する兵器はゼロ戦、一式中戦車？、震電、高雄、雪風、欅、ニ等輸送艦などマニアには嬉しいラインナップです。
ゴジラの倒し方もなかなか面白く、ハッピーエンドの後の演出も音響も相まってゾクゾクしました。
邦画はあまり好きではない私ですが、これはもう一度みたいと思える迫力でした。
