このレビューはネタバレを含みます
大戸島で登場し、列車を襲ったり、銀座の街を壊したり、第一作へのオマージュを見せながら、70年やってきてもまだ何か新しいものがあるんではないかと大の大人が時代設定、ビジュアル、戦い方などなど一生懸命考えたんだろうな、と。そしてその全貌が見えて、あのテーマ曲、というのは否が応でもボルテージが上がる。
ストーリーも演技も、エンターテイメントとしてかなり分かりやすさにふっているのをどう捉えるかは好みだろうか。
しかし、土台どうやったって虚構であって落ち着いて考えるといろいろ無理があるわけで、細かいことを考えさせない情報量で圧倒する「シン」のアプローチはやはり画期的だったなぁと。
